柄を描くだけではなく、ブランドの魅力を柄にする。テキスタイルデザインの専門技術と独自の感性、クライアントとの対話を通じて、まだ形になっていないイメージを新しいテキスタイルデザインへと導きます。

はじめに|柄を描く、その先へ
テキスタイルデザインは、単に布に模様を描く仕事ではありません。どのような柄がブランドにふさわしいのか、どのような表現が商品を魅力的にするのか。そこまで考えることが、私たちの仕事です。
株式会社ALBAは、京都を拠点に2007年法人設立からテキスタイルデザインに携わってきたテキスタイルデザイン事務所です。アパレルメーカーを中心に、オリジナルプリント柄や服飾図案の企画・制作を行っています。
ここでは、ALBAがデザインの仕事で大切にしている4つのことをご紹介します。

1. 専門知識|柄を描く技術と、商品を見据えた設計
テキスタイルデザインには、モチーフを描く技術だけでなく、色彩、構図、柄の大きさ、配置、リピート設計など、幅広い専門知識が必要です。
さらに大切なのは、柄が実際の商品になったときの見え方です。例えば、同じ花柄でも、スカートに使用するのか、トップスに使用するのか等によって、適した柄の大きさや配置は変わります。
ALBAでは、図案そのものの美しさだけでなく、洋服になったときの魅力まで考えてデザインを設計します。
美しい柄を描くこと。そして、商品として美しい柄に仕上げること。その両方が私たちの専門性です。

2. デザイン思想|手描きの表情とデジタルの技術を生かす
ALBAのデザインの特徴は、手描きならではの豊かな表情を大切にしていることです。
筆の強弱、絵の具のにじみ、紙に残る色の重なり。人の手から生まれる不均一な表情には、デジタルだけではつくれない魅力があります。
一方、デジタルには色や形を緻密に調整し、複雑な柄を組み立てる力があります。
私たちは、この二つを使い分け、ときには組み合わせながら、一つの表現へと仕上げていきます。
流行を追うだけではなく、ブランドらしさや着る人の感性に響くデザインを考えることも大切にしています。
手描きかデジタルかではなく、その柄に最もふさわしい表現は何かを考えます。

3. 提案プロセス|クライアントの言葉を、デザインの方向性に変える
デザインのご依頼では、最初から完成形のイメージが決まっているとは限りません。「今までとは少し違うものにしたい」「ブランドらしさを残しながら、新しい印象にしたい」。そうした言葉からデザインが始まることもあります。
ALBAでは、まずブランドの方向性や顧客層、商品特性、参考資料などを確認します。そして、クライアントが何を求めているのかを整理し、デザインの方向性を考えます。
ご要望をそのまま形にするだけでなく、専門家として別の可能性も提案する。対話と確認を重ねながら、漠然としたイメージを具体的な柄へと導いていきます。
言われたものを描くだけではなく、一緒に考え、より良いデザインを見つけていく。それがALBAの提案です。

4. 依頼する価値|社内にはない視点が、ブランドの可能性を広げる
外部のテキスタイルデザイン事務所に依頼する価値は、制作業務を任せられることだけではありません。
社内で考えているだけでは生まれにくい、新しい視点や表現を取り入れられることも大きなメリットです。
長く続いてきたブランドには、守るべき魅力があります。一方で、これまでの考え方だけでは、新しい商品や表現にたどり着けないこともあります。
ALBAは、ブランドが大切にしてきたものを理解したうえで、外部のデザイナーならではの視点を加え、ブランドに新しい柄の可能性を提案します。
今ある魅力を大切にしながら、今までになかった表現を生み出す。それがALBAにご依頼いただく価値だと考えています。

おわりに|まだ存在しない柄を、形にする
テキスタイルデザインは、まだ存在していない柄を生み出す仕事です。
描く技術、表現する感性、ブランドを理解する力、そしてクライアントと一緒に考える姿勢。そのすべてを生かして、一つひとつのデザインに向き合っています。
株式会社ALBAは、柄を描くことの先にある、ブランドと商品の新しい可能性を大切にしています。

具体的なイメージが決まっていない段階からでも、お気軽にご相談ください。
株式会社ALBA テキスタイルデザイン事務所
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執筆:代表取締役・テキスタイルデザイナー 安田信之