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幾何級数的に広がるレイアウトで魅せるテキスタイルデザイン

幾何級数的に広がるテキスタイルプリント。数学的な法則を活用したレイアウトが、自然で豊かな広がりとリズムを生み出します。

数列に当てはめる

例えば「3を幾何級数的に変化させる」場合、3から始めて一定の比率(公比)で数列を作ります。

例えば 3  3×1.5=4.5  3×1.5×1.5=6.75  3×1.5×1.5×1.5=10.125

こように3に乗数をかけてゆきます。そうすることにより見た目にも美しい広がりの変化を見せます。

変化を意識して設計

中央からふんわりと周囲に広がるレイアウトは、幾何級数的な変化を意識して設計されています。中央に大きなモチーフを配置し,徐々に小さくしてゆく技法と合わせて、配置が一定の比率で広がってゆくと人の目には心地よい広がりと視界を感じさせます。幾何級数的な変化は、比率(公比)を元に、サイズや間隔を作るため自然界に見られる成長や広がりのパターンにも通じ、テキスタイルの視覚的な調和や安心感をもたらします。