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縦ストライプ花柄と横ボーダー花柄の違いと効果|テキスタイルデザインで引き出す理想のシルエット

ダークブルーの生地に、ピンク、白、グリーンの花の蔓の刺繍が縦に施され、質感のあるボタニカルなデザイン。.

縦ストライプが与える細見え&シャープ効果とは

ストライプを縦方向にレイアウトすることで、視線が上下に流れ、着用者のラインがすっきりと細長く強調されます。縦ストライプはアイラインに近い配置として、クリーンでシャープな印象を演出する際に適応しやすく、全体の重心バランスを整えつつ膨張感をコントロールできます。

白い生地に波打つ赤いストライプと黒い葉の蔓模様が交互に配され、繰り返しデザインされている。生地はわずかにシワが寄っているか、ドレープしているように見える。.

横ボーダーが生み出すボリューム感と裾のデザインテクニック

対して横ボーダーは、横方向に視覚的な広がりを感じやすいため裾まわりに柄を集めることで、ワンピースやスカートのフレア感やボリュームをより引き立たせることが可能です。配置する部位やピッチ幅、素材との組み合わせ次第で、同じ柄でも服のイメージ、表情を引き出せる点が、テキスタイルデザインの魅力です。

白地にピンク、白、紫の野草と緑の葉がプリントされ、ナチュラルでボタニカルなタッチを添えています。緩やかなウェーブとひだが特徴です。.