Blog : ブログ

シンクロニシティと創造の力:デザインに訪れる不思議な共鳴

デザインの仕事に携わっていると、偶然とは思えない一致や共鳴を体験することがあります。頭の中に同じビジュアルが浮かぶ瞬間、それはシンクロニシティ。オカルトのようでいて、実は創造の現場でこそ頻繁に起きる実感です。

白地に黄色、青、黒の円が連なった抽象的なウォールアート。.

思念が形になる瞬間

テキスタイルデザインの打ち合わせで、同じタイミングに「ここには葉っぱが必要だ」と二人が思う。ふと浮かんだ花の形が、そのまま相手の意見と重なる。これは偶然ではなく、共鳴する思考が同じビジュアルを呼び込む。強い意図や信念が共有された時、思念が形を帯びていくプロセスこそ創造の醍醐味です。

色とりどりの花と緑に囲まれたブロンズの鐘が、夢のような柔らかな光を放っている。.

コンピュータネットワークでの共鳴

「この思いが誰かに届けばいい」と願った声が、探していた相手に偶然届く瞬間があります。これもまた共鳴による共時性。強いビジュアルや信念は、ネットを通じても共鳴を起こし現実を動かします。創作や仕事における成功は、この見えない力とともに歩いているのかもしれません。

青い背景に鮮やかな花と青々とした緑の葉の中に、カラフルなオウムと白い鳥がとまっている。.

シンクロニシティとは

シンクロニシティとは、スイスの精神科医カール・ユングが提唱した概念で、「意味のある偶然の一致」を指します。日本語では主に「共時性」と訳され、一見関係のない複数の出来事が、因果関係がないにもかかわらず意味的に関連し、同時に起こる現象を意味します。例えば、虫の知らせのような予感や、同じタイミングで同じことを考えたり経験したりすることがこれにあたります。ユングは、この現象は「集合的無意識」という人類が共有する深層心理の影響と考え、単なる偶然以上の意味を持つとしました。シンクロニシティは、人生の重要なメッセージや転機のサインとして捉えられることも多く、スピリチュアルや心理学の両面で注目されています。