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「ブランドの世界観をプリントで表現する方法|オリジナルテキスタイルの依頼・発注ガイド」

ブランドらしさを“生地”で表現したい。そんな時に頼れるのが「オリジナルプリントデザイン事務所」です。この記事では、テキスタイル専門事務所がどのようにブランドの世界観をプリント図案へと落とし込み、量産できるデザイン資産を生み出すのかを、実例を交えて詳しく解説します。

透け感のある生地にカラフルでリアルな刺繍が施された花のドレスのアップ。.

1. なぜデザイン事務所に発注するべきか

ブランドが「オリジナルプリント デザイン事務所」や「プリント図案 制作会社」を探している理由は、ブランドの核となるコンセプトを、素材・色・リピート構造・プリント工程まで踏まえて反映させる必要があり、そのためには専門的なノウハウが求められるからです。

青い花柄の水彩画パネルの前に立つ青いドレスの女性。.

テキスタイルデザイン事務所に依頼するメリットは主に3つあります。

  • 世界観の再現性が高い:ヒアリングを通じてブランドの方向性を正確に反映できる。
  • 実用的な設計が可能:染色・印刷・リピート構造など、量産前提の技術面も踏まえて図案を構築できる。
  • 資産として使い回せる:一度制作した図案をシーズンごとにアレンジし、バリエーション展開や別素材への応用ができる。

単なる“絵づくり”ではなく、「ブランドのビジネス価値を高めるデザイン戦略」が実現できる点が、専門事務所に依頼する最大の理由です。

ブルーとパープルの大きな花柄がプリントされた長袖ドレス。.

2. テキスタイルデザインのオーダーとは何か

テキスタイルデザインのオーダーとは、ブランドの世界観・コンセプト・ターゲット層・シーズンテーマをもとに、リピートパターンやプリント図案を一から設計するプロセスを指します。

多くのブランドは、

  • 社内デザイナーが自作図案を描く
  • 外部のイラストレーターに制作を依頼する
    といった方法を取っています。

しかし、これらのケースでは「世界観の一貫性」や「量産時のプリント精度」に課題が残りがちです。

一方、テキスタイル専門のデザイン事務所に発注すれば、以下のような強みが得られます。

  • 図案段階からリピート構造を計算し、縫製ロスやずれを防ぐ設計ができる。
  • プリント方法(インクジェット/スクリーン)ごとの発色や柄の再現性を前提にした色設計ができる。
  • カラーバリエーションの展開まで含めて、プロダクト展開を見据えたデータ制作が可能。

つまり、デザイン事務所は「図案を描く人」ではなく、「ブランドをプリントとして成立させる仕組みの設計者」と言えます。

マネキンに着せたハイネックの花柄ドレス、背景は紫の花と緑の葉。.

3. プリント図案制作をしている会社とは

「プリント図案 制作会社」とは、単なるデザイン制作会社ではなく、ブランドの世界観をテキスタイルの上で表現するための専門エンジニア+デザイナーの集団です。

主な工程は次の通りです。

  • ブランドの世界観・ターゲット・テーマをヒアリング
  • 方向性に合ったモチーフ・パターンを提案
  • プリント工程に合わせたリピート構造・カラーバリエーションを設計

多くのブランドが直面する課題は、「イメージを、現実的なプリントに落とし込めない」ことです。インスピレーションを実際の商品に変換するには、デザイン的な感性と生産の知識の両方が必要です。

制作会社はこのギャップを埋め、「描く」から「使える」へ転換する支援者として機能します。

白い紙に鮮やかな青と紫の水彩画で描かれた花。.

4. ブランドの世界観をプリントに落とし込む

ブランドのアイデンティティをプリントで表現するには、「ブランドの“中身”をビジュアル言語に翻訳し、それを一貫したプリントパターン・レイアウト・トーンで展開する」ことがポイントです。

4-1. 問題定義:世界観を具現化できないブランドの悩み

多くのブランドは、“ブランドらしさ”を明確に持ちながらも、それを図案に反映する段階で迷いが生じます。
「ブランドの世界観はあるのに、プリントとして落とし込めない」「テーマは決まっているが方向性が定まらない」—これはよくある悩みです。

4-2. 解決策:デザイン事務所に発注することで一貫性を得る

専門のテキスタイルデザイン事務所に依頼することで、以下のような一貫したサポートが可能になります。

  • ブランドの世界観をヒアリングし、デザインの方向性を可視化する。
  • コンセプトやテーマに基づいたモチーフ・カラー・リピート設計を提案。
  • プリント生産の段階までを見据えた実用的なデータを作成する。

この一貫性が、ブランドらしさを形にし、シーズン単位で使い回せる“資産デザイン”を生み出します。

4-3. 具体例:ブランドの世界観を反映する図案づくり

たとえば、「自然」を掲げるブランドが「春夏の軽やかさ」をテーマにした場合。
デザイン事務所は、自然モチーフ(葉・花・水)を組み合わせ、動きのあるリピートパターンを設計します。
さらに、プリント方式(昇華転写・顔料プリントなど)や素材特性を踏まえ、光沢や中間色の発色を調整します。
こうして出来上がる図案は、単に美しいだけでなく、“ブランドが語る物語”を布地の上で再現するものになります。

4-4. 結論:専門家の手によって世界観を正確に再現できる

デザイン事務所に発注することで、ブランドの世界観を正確にプリントとして再現でき、さらに次のシーズンにも応用できる「活きた図案資産」を手に入れることができます。

水彩画風の花が背景に溶け込む花柄のドレスを着た2人の女性。.

5. プリント図案発注の具体的なステップ

発注の流れはおおむね次の3ステップです。

5-1. ヒアリング

ブランドの世界観、ターゲット層、シーズンテーマを詳しくヒアリングします。この段階で「何を表現したいのか」を明文化し、後のパターン設計の指針にします。

5-2. モチーフとパターンの提案

ブランドイメージを基に、具体的なモチーフや構成、柄のスケール感を提案します。
クライアントとのディスカッションを重ねることで、「ブランドらしさ」を図案として可視化します。

5-3. リピート構造とカラーバリエーション設計

最終段階では、生産仕様を踏まえたリピート構造を設計し、プリント方式や素材に合わせた複数のカラーバリエーションを制作します。ここまで一貫して行うことで、量産段階でも再現性の高い仕上がりが実現します。

花柄のドレスを着た女性が、色とりどりの花が咲き乱れる壁のそばに立ち、穏やかにカメラを見つめている。.

6. まとめ:ブランド価値を高めるプリント図案制作

ブランドの世界観を正確にプリントとして表現するには、感性だけではなく技術と構成力が欠かせません。
テキスタイルデザイン事務所に発注することで、

  • 世界観を的確に視覚化できる
  • 生産を前提とした再現性の高い図案が作れる
  • 長く使える「ブランド資産」として展開できる
    という3つの成果が得られます。

それは単なるプリントデザインではなく、「ブランドを語るもう一つの媒体」としてのテキスタイルづくりです。
もし、自社に合ったオリジナル図案づくりに課題を感じておられるのなら、まずは株式会社ALBA:テキスタイルデザイン事務所へご相談ください。「図案制作をご検討の方はまず無料相談を」

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執筆:代表取締役・テキスタイルデザイナー安田信之:株式会社ALBA・[ 著者情報 ]